牧場の少女カトリ サブタイトルとか


※あらすじ文は全てバンダイビジュアル商品検索結果によるものです。宣伝したから許して。バンダイさん。

第1話「別れ」/第2話「友達」/第3話「春のあらし」
第4話「決意」/第5話「出発」
 1900年初頭のフィンランド。カトリは6歳。久しぶりに会えたお母さんは、ドイツで働くため、また再び旅立っていきました。カトリがさびしくないようにと、ダックスフンドの子犬を残して……。3年後、9歳になったカトリは明るく優しい働き者の少女に成長。マルティという友達もできました。しかし、作物の不作が続いたうえに飼い牛も熊に襲われ、ウコンネミ家の家計は苦しくなります。ついにカトリは、愛犬アベルをつれて働きに出る決心をしたのです……。
<姫宮のひとくちメモ>
プロローグですよね。なんていうか100年前のフィンランドっていうのはやっぱ農業主体で、なんとなーく貧乏な国だったんですよね。地方の農家って大変だったんだなぁ。それにしても働きに出るまでに5話も使うところが贅沢でいいですね。最近じゃ考えられない。監督が富野由悠季だと絶対こうはいかないだろうなぁ。一話の前半ですでに働きに出てますよ。さらに2話ぐらいで一人ぐらい死人が出てます(笑)。
第6話「主人」/第7話「奥様」
第8話「災難」/第9話「愛情」
 カトリはライッコラ屋敷で家畜番として働くことになりました。奥様のウッラは、娘を亡くしたショックから立ち直っていない様子です。ご主人のテームは、わずか9歳の少女に本当に家畜番ができるのかと半信半疑……。しかし、賢いアベルの協力と隣屋敷の家畜番ペッカの応援で、カトリは立派に務めをこなしていきます。次第にみんなの信頼を得て、可愛がられるようになるカトリ。そんなある日、カトリは高熱出して寝込んでしまいました……。
<姫宮のひとくちメモ>
ウッラの行動はかなりびびりました。当時。ちょっとやべーよあのおばさん・・って子供ながらに思いました。演出うまいですよね。
フィンランド人は傘をささないってことを初めてこの作品で知りました。それを知った高校生の私は、「私もフィンランド人みたいに傘を差さないぞ!」と心に誓いました。それからずっと雨の日も傘を差さずに登校してた私は莫迦ですか?
第10話「約束」/第11話「喧嘩」
第12話「手紙」/第13話「素敵な贈物」
 高熱で倒れてしまったカトリの代わりに、マルティが家畜番をかってでました。それが気に入らないペッカ。ふたりは大ゲンカをしながらも、カトリのために協力し合います。多くの人の愛情に包まれ、健康を取り戻したカトリのもとにお母さんからの手紙が届きました。カトリは胸がいっぱいになり、思わず泣いてしまいます。そんなある日、カトリは偶然出会った青年アッキから、フィンランドの叙事詩『カレヴァラ』を教えてもらい、もっと本を読みたい!と夢見るようになるのでした……。
<姫宮のひとくちメモ>
カレヴァラ。作品を見ていると誰もが「カレワラ」と発音しているように聞こえました。当時ずっと「枯れ藁」だと思ってた。子供の発想やなぁ。ちなみにフィン語って読むのは結構楽かも。アルファベットの文字に対する発音がわりと均一で、英語みたいに発音記号がすっごくたくさんあったりしないらしいし。
第14話「はじめての招待」/第15話「おもいがけないお給料」
第16話「迷子になった羊」/第17話「狼を退治する日」
 アッキはフィンランド独立運動に燃える青年でした。非合法な活動のため、カトリの目の前で逮捕されるアッキ……。しかし、カトリはアッキによって勉強の大切さを知り、ヘレナに意地悪を言われながらも、もっと世の中のことを知りたいと強く思うのでした。そんなある日、カトリは迷子になった羊を見つけ、『シロ』と名付けます。狼狩りが行われる日、そのシロが間違って狼をおびきよせるおとりにされてしまいました……!
<姫宮のひとくちメモ>
アッキ・ランタさんが逮捕される話はすごいインパクトでした。「おいおい!これ世界名作劇場ちゃうんかい!!」ってTVの前でつっこんでました。妹とおばあちゃんと3人で。
それにしてもカトリには男性の友人が多いなぁ。高橋良輔が監督だったら確実に最後はアッキとカトリがくっついて(以下略
第18話「二つの火事」/第19話「隣どうし」
第20話「来た人と去る人」/第21話「アベルが狙われた」
 忙しい収穫の時期がやってきました。ある夜、隣のペンティラ屋敷が火事になり、焼け出されたペッカはライッコラ屋敷で寝泊まりすることになりました。織物を教えるために屋敷に来たグニンラは、新しい使用人ハンナの行状を怪しみます。羊の毛を刈り取った日の夜、ハンナは泥棒を忍び込ませるためにアベルを毒殺しようとして失敗、逆に噛み付かれてしまいます。しかし、アベルは危険な犬として綱でつながれてしまって……。
<姫宮のひとくちメモ>
正直このハンナつながりのストーリーはあんまり好きじゃないんですよ。というかあまり覚えていない。この歳になってまた観たらかわるかも。誰かDVD貸してくれないかなぁ(笑)。
第22話「春を待ちながら」/第23話「熊と牛はどちらが強いか」
第24話「出会いと別れ」/第25話「島での出来事」
 職を失ったペッカはカトリと別れ、新しい屋敷に向かいました。カトリたちはグニンラの語る民話に耳を傾けながら長い冬を過ごします。春を迎え、放牧に出かけたカトリの前に熊が出現!牛のクロのおかげで助かったものの、ご主人の判断でカトリは1年ぶりに家に帰ることになりました。途中、転んでケガをしたカトリ。手当てをしてくれた看護婦のエミリアに、カトリは憧れを抱きます。おじいさんおばあさんと再会を喜び、久しぶりに会ったマルティと釣りに出かけた湖の小島で、カトリは思いがけない人物を目撃します……。
<姫宮のひとくちメモ>
女って得かどうか。さんまの恋のから騒ぎとかに限らずよく話題になる話ですが、「可愛い女は得」ってことですよね。
泥棒に捕まったとき、「そうだね、かわいらしいからどっかに売り飛ばしてちまおうかぃ。」 って言われるんですよね。カトリがわりと逆境に陥らないのはやっぱりかわいかったからなんだと納得してみたり。
第26話「助けてくれた人」/第27話「都会育ち」
第28話「新しい生活」/第29話「夢を見ていた」
 クウセラ屋敷に向かう途中、カトリとマルティは泥棒一味につかまってしまいます。危機を救ってくれたのは、ロシアから逃げてきたアッキでした。屋敷の奥様ロッタは身の回りの世話と息子クラウスの遊び相手としてカトリを雇います。勉強ができる環境を得て、希望にあふれるカトリ。そんなある日、クラウス坊ちゃんが高熱を出しました。手当てをしてくれたのは、ソフィアという若い女医。カトリは人の役に立つ医者という仕事に、あこがれを覚えるのでした……。
<姫宮のひとくちメモ>
カトリをずーっと観てると、ドラクエとかファイナルファンタジーのようなロールプレイングゲームを彷彿させられます。
最初はすげぇ苦しいんですよ。アイテムもろくなもんもってないし。でもゲームをすすめるごとにいい武器やら便利な魔法をつかえるようになり、戦闘が楽になるんですよね。このへんまできてカトリもだいぶん楽になってきたんじゃないかと。私がプレイヤーならそう思うかな。

名前 カトリ Lv.29 HP2980 MP348
職業 家畜番→転職して家庭教師
装備 フレイル・なべのふた・ほっかむり・ピンクのドレス
召還獣 アベル(ダックスフント)
第30話「美しい白鳥のように」/第31話「本が送られて来た」
第32話「魔法の本と悪魔」/第33話「喜びと悲しみ」
 久しぶりに訪れたライッコラ屋敷。奥様のウッラにはお腹に赤ちゃんができていました。ウッラはカトリの医者になりたいという夢を聞いて、今の境遇ではそれは叶えられない夢だと諭します。カトリは大きなショックを受け、涙を流すのでした。しかし、そんなカトリを励ますように、アッキから算数の本が届きます。一生懸命、算数の勉強をするカトリ。秋が来て、ペッカのお兄さんビリヤミの結婚式が行われた日、ロッタに悲しい知らせが届きます……!
<姫宮のひとくちメモ>
世界名作劇場って、いつもハラハラしながら見てるんですよね。「わぁ、今度はどんな悲惨なことが待ち受けてんねん!もうええかげん勘弁したってーや。」みたいに。そしてそんな境遇の主人公とかにすげー同情し、いじめる側にはすごい嫌悪感を抱いてましたね。子供の頃。でもやっぱりそういうのって精神衛生上よろしくないなぁ。みててしんどい。カトリはしれっとした性格だから助かったですよ。ホント。
第34話「ヘルシンキ行き」/第35話「父と娘」
第36話「奥様の決意」/第37話「迷子のアベル」
 ロッタは夫の無事を祈ってヘルシンキの病院に駆けつけます。しかし、すでにカルロは帰らぬ人となっていました。悲しみのあまり倒れてしまうロッタ。カトリは援助を求めて行った先で、偶然ロッタの父エリアスと出会います。その父の勧めもあり、ロッタはカトリを連れて実家のあるトゥルクの街へ移り住むことを決意。カトリは学校へ行かせてもらえることになりました。しかし、ただひとつ問題が……。それは、アベルに都会の生活は無理ではないか、ということでした。
<姫宮のひとくちメモ>
どんどんテコ入れが進む牧場の少女カトリ。ついに都会生活ですよ。もうすでに牧場の少女じゃありません。都会のの少女カトリです。さしずめトゥルクっ子カトリです。これがフランスの話だったらパリっ子カトリです。
ものすごい人生の転換期なんだけど、話は相変わらず淡々と進みます・・・
第38話「それぞれの道」/第39話「ハルマ屋敷のパーティ」
第40話「道づれ」/第41話「トゥルクの人々」
 もっと新しい世界を見たい、そして学びたい−。そんなカトリの思いの強さに負け、おじいさんはカトリのトゥルク行きを許します。マルティのお屋敷のパーティに招かれたカトリは、ヘレナに意地悪をされますが、今度ばかりは負けてはいませんでした。数日後、看護婦のエミリアとともに、トゥルク行きの列車に乗り込んだカトリ。アベルが貨物室から逃げ出すという騒動のおかげでアッキとも再会。しかし、トゥルクのリラク家でカトリを待っていたのは、思いがけない冷たい視線でした。
<姫宮のひとくちメモ>
制作者サイドの思惑を感じます。「うーん。数字(視聴率ね)とれねえなぁ。やっぱ普通に意地悪なオバハンとかださなあかんのかなぁ?じゃあイーネスでいっとく?」みたいな会議があったかどうかは知らないのですが、やっと3クールにして真打ち登場ですよ。『アァ〜〜デルハイドォ〜〜!☆!!』ってなもんですよ。でもなんかキャラが弱いンだよなぁ〜。
第42話「絵のない絵本」/第43話「自動車に乗った!」
第44話「にくらしい娘」/第45話「疲れた一日」
 リラク家をとりしきるのは、ロッタの叔母のイーネス。イーネスはカトリを教養のない娘と決めつけ、ロッタの特別扱いが気に入りません。ある日、カトリは街で女医のソフィアと再会。車で屋敷まで送ってもらうことになりましたが、乱暴な運転に車酔いしてしまいます。体調の悪いイーネスにソフィアの診察を受けることをすすめるカトリ。しかし、イーネスはそれを拒みます。そんな時、ロッタがスウェーデンに旅立ちました。留守の間、イーネスは待ってましたとばかりにカトリにつらくあたります。
<姫宮のひとくちメモ>
イーネスVSカトリという、普通(世界名作でいうところの、です。)のバトルが開催されてるんですが、普通にカトリ強すぎです。
それにしてもイーネスって顔長すぎ。機甲界ガリアンの敵、マーダルを思い出さずにはいられません。
第46話「美しいもの」/第47話「お土産のランドセル」
第48話「ああ入学」/第49話(最終話)「おかあさんの帰国」
 あることが原因で、大切な花びんを割ってしまったカトリ。しかしロッタの父エリアスはカトリがクラウスをかばっていることを知り、すべてを許します。一方、イーネスもカトリの勧めで入院し、体調も回復して、かたくなな心も次第に溶けていきました。カトリは自由学院の入学試験に合格し、希望にあふれた毎日を過ごします。そして戦争が終わり、フィンランドは独立。おじいさんからの手紙で、お母さんがトゥルクの病院に入院していることを知ったカトリは、急いで病院へ走ります……!
<姫宮のひとくちメモ>
ついにファイナル。6歳からスタートしたカトリもついに12歳ですよ。フィンランド人で12歳っていうと見た目東洋人じゃ15〜6歳だと思うんですが、カトリは幼児体型だったようで、遅すぎるランドセルも無難にコーディネートできました。よかったよかった。これ、もしも成長した状態のキャラ設定があって、見た目15歳ぐらいのカトリがランドセル背負ってたら、ある意味また伝説をつくることになっただろう。