カトリ・ウコンネミって誰?


・だいたいの内容
1900年代初頭のフィンランド。 優しい祖父母のもとで育った働き者の少女・カトリは、ドイツへ出稼ぎに出たお母さんの帰りを待っています。9歳になったカトリは、家計を支えるため、働きに出る決意をします。仕事は牧場の家畜番。決して楽な仕事ではありませんでしたが、愛犬アベルとともに一生懸命働きます。そして、大好きな読書や勉強にも励むカトリは、いろいろな人との出会いを通して、かしこい少女に成長していくのでした。(バンダイビジュアル株式会社 商品詳細より)

<姫宮の一口メモ>
かしこい少女に成長・・・とありますが、カトリは子供の頃からすげぇかしこかったんじゃないかとおもいます。
実際劇中で6歳から12歳まで成長するのですが(6歳は第一話のみか・・。基本的に9歳から12歳やな)、しっかり感、あんまりかわってへんような。まぁわりとブルー・・・を通り越して救いようがないぐらい参ってしまう話が多い世界名作劇場にあって、このカトリはそれほどえげつない扱いを受けないまったりした話が多いです。話は淡々としてるし、BGMはシベリウスだし・・。純文学みたいな・・・そうですね〜村上春樹の小説とか好きな人は観てみるのも悪くないかもしれない。(←村上春樹風に言ってみた)
・TVシリーズ本編スタッフ
原作:アウニ・ヌオリワーラ
製作:本橋浩一
脚本:宮崎 晃
音楽:冬木 透
キャラクターデザイン:高野 登
作画監督:高野 登・佐藤好春・森友典子・保谷裕江
美術:阿部泰三郎
プロデューサー:松土隆二
監督:斉藤 博 他
<姫宮の一口メモ>
放送当時私が中学生か高校生ぐらいで、キャラデザにしか反応していませんでした。
宇宙船サジタリウスとかすげぇ好きで。その後番組だった「いきなりダゴン」が高野さんキャラデザだったので必死こいてみてましたが、うち切られた・・・ブルー・・・。また、日曜日朝からやっていたグリム名作劇場も、高野さんの日はビデオに撮ってましたね。今でものこってるんじゃないかなぁ。
・キャスト
カトリ:及川ひとみ
サラ:藤田淑子
ユリス:宮内幸平
イルダ:京田尚子
ペッカ:塩屋 翼
マルティ:古谷 徹
ソフィア:松島みのり
ロッタ:滝沢久美子
クラウス:高坂真琴
アベル:龍田直樹 他
<姫宮の一口メモ>
放送当時、ぼろーいテレビ(我が家で初めて買ったカラーテレビ。10年以上使っていて、それはもう非道い画質だった)で、おばあちゃんと、妹と3人で世界名作劇場をみてました。おばあちゃんがペッカの声を聞いて、「この子、子供やのになんでこんなだみ声なんや?おかしいわ〜。」とずーーーっと言ってました。私にはユウキコスモの声にしか聞こえませんでした。イデオンの。それよりマルティの声のほうが気になってました。私の世代だとおもいっきりガンダムのアムロ声なんですけど、ぜんぜんちゃうねんなぁ。なんであんなにゅろっとした演技だったんでしょうか・・・。そう、マルティの声は、というか演技は気になってました。今でも不思議。「くわとぉりぃ〜」とかって・・うーん。